開業初期から育てる、HPブログとAIを使ったSNS発信の仕組み
事務所のHPに記事を蓄積し、AIでSNS向けの文章と画像に展開する方法を紹介。GitとGoogle Driveでの原稿管理、SNS用プロンプト、Buffer下書きから投稿予約までを6ステップで紹介します。
開業初期からHPに記事を蓄積しておくと、SNS投稿や相談時の説明に使える材料が増えていきます。AIで記事から投稿文・画像を作り、人が確認して投稿する6ステップを紹介します。
STEP 1|事務所の情報を一箇所にまとめる
事務所の特徴、取扱業務、想定読者、文章の口調、問い合わせ先を一つの文書にまとめ、AIが記事を書く際の参照元にします。内容が変わったらこの文書を更新し、次の発信にも反映させます。
STEP 2|記事を作り、原稿と履歴を残す
よく聞かれる疑問を一つ選び、AIに記事の下書きを作ってもらいます。原稿と画像の編集元を残しておくと、修正や別の投稿への展開に使えます。
Gitは、エンジニアが使うソースコード管理ツールです。 HPのコードと記事原稿を一緒に管理でき、変更内容の比較や以前の版への復元ができます。Gitを使う環境がなければ、Google Driveに原稿と画像をまとめる方法でも構いません。
| 原稿の管理方法 | 向いている運用 |
|---|---|
| Git | HPのコードと原稿を一緒に変更・確認する |
| Google Drive | 文書で原稿を共有し、管理画面や制作会社経由で公開する |
STEP 3|内容を確認し、HPに公開する
専門的な説明、制度、料金、リンク先を人が確認してから公開します。
事務所でHPのコードを変更できない場合は、公開方法も別に検討する必要があります。 原稿をDriveに置くだけではHPは更新されません。WordPressなどの記事編集画面が使えるか、制作会社に更新を依頼できるかを確認しましょう。難しい場合は、noteなど外部のブログサービスを使い、HPから案内する方法もあります。
STEP 4|SkillでSNS用の文章・画像に展開する
Skillは、AIが繰り返し使う作業手順やルールをまとめたものです。カスタムSkillには、SNSごとの書き方に加え、事務所のルール(文体・用語・掲載しない情報・公開前の確認手順)も盛り込みます。毎回の指示を減らし、発信の方針をそろえられます。カスタムスキルの作成方法(Claude公式・日本語)
SNS展開のプロンプト例
例えば、以下のようなプロンプトです。記事本文と公開URLを添えて使います。
以下の記事から、X・Threads・Instagram・LinkedIn・Facebook向けの投稿案を作ってください。
目的は記事への案内です。元記事にない事実・数字・実績は追加せず、不明点は「情報不足」としてください。各投稿は一つの主メッセージに絞り、全SNSに同じ文面をコピーしないでください。
- X:100〜140字を目安に、要点を短く。URLは23文字として数え、画像は付けない。
- Threads:自然な会話調で、記事からの気づきや問いを添える。Xのコピーにせず、画像は付けない。
- Instagram:300〜500字の短い段落で、関連タグを3〜5個。図解案と画像の説明文も作る。本文のURLだけをクリック導線にしない。
- LinkedIn:300〜600字で、専門家の仕事に役立つ示唆を一つ。関連タグを3〜5個。
- Facebook:100〜125字を目安に、記事を読む意味が伝わる丁寧な文面。未確認の体験談や代表の発言は作らない。
記事への誘導は一投稿につき一つ。投稿文・ハッシュタグ・画像案を媒体別に出し、最後に要確認事項を示してください。Bufferへの登録は下書きまでとし、予約・公開はしないでください。
デザインには、canvas-design Skillがおすすめです。構図・配色・書体・余白を整えるための指示がまとまっています。canvas-designの配布元(Anthropic公式)
イラストが必要な場合は画像生成ツールと組み合わせ、各SNSのサイズや縦横比に調整します。スマートフォンでも文字が読める配置にしましょう。
STEP 5|Bufferに下書きをまとめる
複数のSNSを使う場合は、Bufferで文面・画像を下書きとして保存できます。下書きの保存だけでは投稿されないため、人が確認する段階を残せます。SNS管理にBufferを使う方法(Zapier・日本語)
| 無料プランの項目 | 上限 |
|---|---|
| 接続チャンネル | 3 |
| 保持できる予約投稿 | 各チャンネル10件 |
投稿が公開されると予約枠が空きます。料金体系はBufferの料金と無料プランの解説(日本語)で確認できます。
STEP 6|人が確認して投稿予約する
事実関係、元記事との意味の一致、画像の読みやすさ、リンク先を確認して公開日時を設定します。自動投稿の対応範囲はSNSや投稿形式によって異なるため、最初は記事一本で流れを試してみましょう。
投稿例|同じ記事を5つのSNSへ
この記事から作成した実際の投稿です。SNSごとの文面や画像の見せ方を確認できます。
| 投稿を見る | 文面の切り口 |
|---|---|
| X | 「HPの記事を、SNS発信にも使う。」と短く紹介 |
| Threads | SNS用に文章を考える手間を話題にし、読者へ問いかけ |
| 記事作成からSNS展開まで、手順をそろえる意義を紹介 | |
| 発信の6ステップを図と短い段落で紹介 | |
| 一つの記事を次の投稿にも使う、続けやすさを紹介 |
※Bufferの提供条件は2026年10月10日時点の公式情報と日本語解説を確認しています。利用時は最新情報をご確認ください。


